経済の本がむずかしすぎて、別の本を購入。

キンドルを購入したときになんとなくクリックしてしまった「奇跡の経済教室—基礎知識編」、第7章までなんとか読みましたが、それ以上は難しすぎて無理、という状態です。それは私の金融リテラシーが低すぎるからなのです。

どのくらい低いかというと、「インフレとデフレ、どっちがどっちだっけ? えっと、物価が高い方がインフレだよね? バブルの頃は億ション(古!)のチラシがバンバン入ってきていたよなあ! つまりあの頃は物価が高かった。。。で、その後日本はデフレ。物価、今は安いのかな? 確かにマンションの価格は普通になった気がする。タワマンは別として。。。」自分でも呆れるほどのレベルです。

この本は、まずデフレとインフレの定義を説明してくれて、需要と供給の話をしてくれます。そして需要とは「消費」と「投資」(企業の)で、消費と投資が減れば需要はさらに縮小するといいます。 

このあと「合成の誤謬」という言葉の説明があり、ミクロ(個々の企業や個人)とマクロ(経済全体)とではそれぞれがたとえばデフレの時に正しいことをしていても、結果的には矛盾ししてしまう、という話になります。このあたりまではなんとかついていけました。この「合成の誤謬」ということがとても重要なことらしいのです。

そして、デフレ脱却のための政府の経済政策の話に続くのですが、このへんから難しくなってきました。要するに政府は間違っている、デフレ対策としては逆のことをしているというのです。(以下省略)

私が興味深かったのは、仮想通貨についてかなりのページを割いていて、結論としては問題ありとしているところです。この本が書かれた時点ではApple創業者のスティーブ・ウォズニアック竹中平蔵東浩紀の3人が仮想通貨賛成派として登場していますが、著者は、仮想通貨はデフレを引き起こす問題を抱えているというのです。私は理解できていないので、結論だけ見ているのですが。

この本は2019年に発売されているので、現在と多少状況が違うかもしれませんが、今仮想通貨にお金をつぎ込んでいる人って多いみたいで、今後どんどん主流になっていくようなことが言われいますよね。仮想通貨、私は全然わからないのですが、これからどうなっていくのか興味があります。

この後は「貨幣とは」という話に続いていきますが、私はとりあえず7章で読むのを諦め、すぐAmazonで本を探してクリックしました。それは「図解でわかる14才からのお金の説明書」です。これならわかるでしょ!という期待があります。ユーズドで一番安いのだと、配送料含めてもキンドルより安かったのでクリックしました。楽しみだなあ!

半年後か1年後、また「奇跡の経済教室」にチャレンジしてみます。