精読2回、「14歳からのお金の説明書」

1回目、読んでも全然頭に入らず、途中からマーカーで線をひきながら読むことにしました。見開き2ページで1テーマ、分量としては1ページ分が文字、1ページ分がその内容をイラストで表わしたものなのですが、このイラストがはっきり言ってわかりにくかったです。すべてを説明しようとしているので、返ってややこしくなってしまうかんじでした。

 

1日1テーマ読めばよし、というペースで読んでいたので時間がかかりましたが、とにかく2回読みました。お金の歴史からはじまって、銀行、預貯金、生命保険、年金、株式会社、マクロ経済など、たぶんひと通りのお金にまつわることは網羅されていると思います。

 

読書の「達人」は「面白くない本は読まなくて良い。次の本に行け」というようなことをよく言いますが、凡人が思うに「面白くなくても読まなければいけない本」というのがあると思うのです。まさにこの本が私にとってそういう本ではないかと思い、がんばって読みました。

 

この本は私にとってはお金の勉強の「テキスト」の1冊になると思うので、気になる経済用語などに出会ったら、この本を開いてみたいと思います。

 

ところで、タイトルの「14歳」ということばがずっと気になっていました。「14歳でこの本を読んでいたら尊敬する!」などとちゃかして思っていたのですが、これはネットから生まれた「中二病」(厨二病)という俗語とかその考え方を反映しているのでしょうか?

 

調べてみると、あの連続殺傷事件を起こした少年Aが14歳でした。アンジェラアキの「手紙 拝啓十五の君へ」という歌もありました。もう20年くらい昔の話ですが、14歳って特別なのかもしれませんね。

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