美容室で本を読む。

一昨日の土曜日は4週間に一回の美容室の日でした。カットとヘナのカラーをしてくるのですが、ヘナを塗った後、しばらくパーマの時にするような「おかま」に入って、スチームでヘナを塗った頭を温める時間があります。(何十年もパーマをかけたことがないのでわかりませんが、最近は「おかま」に入ったりしないのでしょうか?)

そういう時美容師さんは何冊か雑誌を見繕って持ってきてくれるますが、この美容室に来るようになってから、私は自分で本を持って行ってその本を読むようにしています。

家でだらだらとYouTubeを見たりしているので、本を読む時間はたっぷりあるはずなのですが、このおかまに入って頭部を温めている時間がなぜかもったいなくて本を持っていくという、ひょっとしたら私は変わり者かもしれません。

本はなんでもよくて、適当に目についたものをもっていくのですが、昨日は村上春樹の文庫で「1Q84」にしました。ストーリーはもちろん知っているので、初めて読む時のような妙な高揚感もないし、おかまに入っている20、30分だけの時間潰しなので、逆にのんびりと文字を追うことができて、なかなか味わい深い読書タイムです。

以前も書いたかもしれませんが、この美容室の近くに「青豆診療所」というメンタルクリニックがあります。もう何年も気になっています。そう、青豆は「1Q84」の主人公のうちのひとりの名前です。岐阜県にのみ存在する稀少な苗字らしいのですが、この診療所のホームページを調べてみると、院長の名前は青豆ではありませんでした。じゃあ、いったいどうして青豆? すごく気になりませんか?

で、「青豆診療所」で検索しているうちに「青豆診療所 由来」というワードがでてきました。クリックすると院長のブログで、「非常に多くの方になんで青豆か?ときかれます」という書き出しで、由来が書かれていました。

背が小さかった自分の息子さんを豆彦というあだ名で呼んでいたのがはじまりで、診療所を開く際、豆のつく名前にしたかったのですが、いい案がみつからず、高校の同級会の友人たちに相談した結果「青豆」と決まったとのことです。

1Q84」が出版されたのが2009年、この診療所がオープンしたのが2017年。これはなにかしら関係があるのかも、という私の淡い期待は崩れ去りました。しかし、豆のつく名前を考えて「青豆」という言葉を考えついたというのはすごいセンスですね! やっぱり友人のどなたかが「1Q84」を読んでいた可能性は否定できない、と思う私です。

 

美容室から帰ってきてから本を読み続けて、book 1を今日読み終わりました。とてもおもしろいです。

 

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今日、やっとタイヤ交換に行ってきました。新しいタイヤに買い替えたので54000円の出費。その際、今日初めて知ったのですが、ホィールってタイヤのことじゃなかったんですね。。。。。

 

帰りに買ってきた本。

最近、成田悠輔が大好きなので、とりあえず買ってみました。