バイセルで着物を売る。

ずっとどうしようかと迷っていた着物ですが、やっと売ることができました。若い頃、お茶会で何回か着た3枚は親戚の子にあげたのですが、母が作ってくれた実家の箪笥に入っていたものは1度も袖を通してないものばかりでした。唯一、成人式と大学の卒業式で着たそれぞれの振袖は1回だけ着たことになります。

母に対しては申し訳ない気持ちばかりですが、いつか私が両親の元に帰ることを考えればこれも仕方ないことなのだと考えるようになりました。

買い取ってもらったのは色無地、留袖などが10点、振袖が2点、帯が5点です。一番高値がついたのが黒地に御所車などの華やかな模様の振袖で2100円。もう1枚の総絞りの振袖は案外人気がないとのことで800円でした。

着物以外で骨董品や貴金属がないかというので、金杯銀杯のセットは買い取ってくれるのか聞いたら、金杯はメッキなので無理だけれど、銀杯は買い取るということでした。これが3点で合計3000円になりました。

あと古い昔のカメラがあってそれが500円ということで、合計9000円になりました。

1度も着てなくても買い取ってくれないものがありました。それが雨用コート、長襦袢、紋付です。紋付は誰かの需要はあるだろうと思うのですが、ダメなんだそうです。それと羽織もだめでしたが、これはしょうがないかなと思います。羽織を着る文化はもう完全になくなってしまったのでしょうか? 雨用コートだって必要な時があるだろうし、長襦袢はしつこいようですが1度も着てないのです。あと帯締めなどの小物も一切だめでした。作家さんのものなら買うとのことでしたが、そんなものあるわけないし。

これら残ったものは着物好きの人がもらってくれればいいのですが。メルカリとかはやったことないし面倒くさそうだし。

こうして意外にあっさりと着物たちは去って行きました。ありがとう、私の着物たち。元気でいてくれ!

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Before

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After