Kagshun先生のvoicyではじめて知ったことばーGRITについて

性格は5つの要素で構成されるという理論「ビッグ5」のお話のなかで、このGRIT という言葉が紹介されていました。「ビッグ5」のそれぞれの因子は

 外交性 神経症的傾向 協調性 誠実性 外交性

なのですが、GRITについては誠実性のお話のなかでこの言葉がでてきました。

 

それで今、「GRIT やり抜く力」という本を読んでいます。この本の内容を簡単に言うと、成功のために必要なのは才能ではなく、やり抜く力である、というのです。そして、やり抜く力とは「情熱」と「粘り強さ」だといいます。

 

えっ、才能関係ないの?となりますよね。才能とは、「努力によってスキルが上達する速さ」のことだそうです。たとえば、数学とか運動とかの飲み込みの速さは、才能が関係しているわけです。しかし、どれだけのことを「達成」できるかは、習得した「スキル」と努力の量による、というのです。

 

「才能」ということばを聞くとまず思い浮かぶのが、最近だとやっぱり藤井風です。ピアノの技術がすごくて、作っている歌の世界観とかもすごくて、歌も歌えて、ついでに言うとルックスもよく、もう才能ないわけないと思うのですが、才能だけじゃないのですよね。

 

3才から始めたというピアノ。よく一流になるにはそのことに1万時間の練習とか鍛錬が必要だといいます。1日に3時間そのことに費やして、10年かかる計算になります。当然、たくさんの時間を音楽に費やしてきたと思うのですが、彼を見ていると、ストイックに練習を重ねてきたという悲壮感みたいなものは全然感じないですよね。そこがすごいなぁと思ってしまいます。

 

 

「やり抜く力」とは「情熱」と「粘り強さ」ですが、何にその情熱と粘り強さを向かわせるか、その対象はそんなに簡単にみつからないです。それは今までの自分の過去を振り返ってみればわかります。でも、あのとき、もう少し粘り強くやっていれば、、、と、思わないわけでもありません。(つづく)

 

この人たちも相当な努力を積み重ねているはず。。。

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